こんな方におすすめ
- 共働きで忙しくて自分の時間がなかなか確保できない
- やらないといけないことが多くて、自分のやりたいことができない
共働きだと、自分のための時間を確保することが難しいですよね。
ボクも、日中は仕事して、帰ってきたら子供の保育園の送迎や食事・お風呂の世話をしつつ、洗濯や片付けなどの家事をしているとあっという間に夜になっていることがあります。
子供たちが寝てしまった後は、気力が湧かなくてYoutubeで動画をダラダラ見るという生活が続いていました。
自分のやりたいことがあるのに、なかなか実行できないことにストレスを感じたりしますが、「子供が小さい間は仕方がないよね」という諦めのような気持ちもありました。
子供が自分でお風呂に入ったり寝支度を自分でできるようになるにはまだ数年かかるのに、その間ずっとやりたいことができないまま、ダラダラと動画を見ているだけでいいのかって。
周りの人は自分のやりたいことに夢中になったり、勉強してスキルアップしている時に、自分はヒトのために働いて、子供のために世話をして、家族のために家事をして、誰かが夢中になってなにかをやっている動画を見るだけの人生。
この状況に強い焦りを感じていました。
そこでこの状況を変えるべく色々なことを試してたどり着いた答えが朝型生活でした。
具体的には毎朝5時に起きて自分のやりたいことを真っ先にやるようにしています。
すると、今までヒトのために使っていた時間を、少しずつ自分のために使えるようになり、今では毎日2時間を自分の時間として確保しています。
毎日2時間ということは年間で700時間以上にもなります。
時間の使い方を自分で決められるようになってからは、とても前向きになれた気がします。
それも、自分のやりたいことに対してだけでなく、仕事や子育て、家事に対しても前向きになれました。
今までは、自分のやりたい事を我慢するストレスが多少なり、他のことに悪い影響を与えていたんですよね。
心理学に詳しいメンタリストのDaiGoさんの書籍でも、以下のような研究結果を紹介しています。
でも夜にやっていたことを朝にやるだけで、自分の時間を自分で使っている感覚になるのかな?と思った人もいるかもしれません。
次の章でなぜ朝型生活がいいのかを解説します。
朝型生活のリズムを作るために、実際にやっていることや、朝型生活にして良かったことも紹介するので、是非最後まで読んでください。
1.朝型生活とは、一日の中で1番良質な時間を自分のために使う、ということ
なぜ朝イチで自分のためにやりたいことをやるのがいいか?
それは、同じ時間であっても、朝なのか夜なのかで全く質が異なるからです。
どういうことかというと、仕事をして、子供の世話や家事を済ませた後の夜の1時間って、頭が何も働かなくないですか?
アメリカ・ニューヨーク州のコーネル大学の研究によると、人が1日に決断する回数は、無意識のものも含めると35,000回にも及ぶそうです。
そして、全ての決断には意志の力を使うため、1日の終わりには、脳が疲れ果てた状態になるそうです。
なので、1日の終わりは意志の力を使い果たしていて、頭を使う作業は全くできない状態になっているんです。
それなのに、夜の時間に無理やり自分時間にしようとしても、疲れてやる気が起きなくて、動画をダラダラ見てしまい、脳を回復させる最も大切な時間である睡眠時間を削るという禁じ手に出てしまったりします。
そうなると次の日は寝不足で脳が十分に回復できず、状態が悪化するという負の循環に陥ってしまいます。
ここまで読んでもうお気づきかもしれませんが、逆に朝イチの時間は脳が一番リフレッシュできていて、一日の中で最も良質な時間なんです。
朝型生活とは、この最も良質な時間に自分のやりたいことをやるのがポイントです。
しかも早朝は子供も寝ているので邪魔されることなくやりたいことができる時間です。
1日のうちで、最も良質な時間を自分のために使えば、勉強したり、読書したり、新しい趣味を始めるための気力が十分にあるはずです。
共働きで自分の時間がないという方は、この最も良質な時間を自分のために使うべく、早寝早起きの習慣を作ることが重要です。
ただ、そうは言っても、「そんな早く起きれないよ」、という方もいるかと思います。
ボク自身も元々は超夜型人間で、子供が産まれる前は朝ギリギリまで寝ているような人間でした。
色々と試行錯誤することで今では早寝早起きが習慣化され、今では、毎日子供と一緒に夜9時半に寝て、朝5時に起きています。
次の章では、早寝早起きを習慣化するためにボクが実際にやっていることを紹介していきます!
2.早寝早起きを習慣にするためにやっていること
ここでは、ボクが実践している、朝型生活を継続するための2つのポイントと5つのやっていることを紹介します。
ポイント1 身体を朝型生活のリズムに慣れさせる
最初は夜更かし生活に慣れていると思うので、体内時計を朝型生活のリズムに変えることが重要です。
そのためにボクがやっていることは3つです。
【やること1】 最初はとにかく起きることだけを目標にする
今まで、夜型生活だった人が急に早起きしようとしても、体内時計が急には順応してくれません。
ですので、まずは目標の時間に起きることだけを目標にします。
欲張り過ぎると挫折します。
起きたら漫画を見るもよし、動画を見るのもよしとして、少しずつ身体をならしていました。
【やること2】 絶対に夜更かししない
朝方の生活リズムを作る上で一番重要なのはココです。
ヒトの体内時計は一日25時間と言われているので、意識していないと夜更かししてしまいます。
なので、意識的にお風呂は湯船に浸かるとか、スマホをいじらないなどして、夜に眠りやすくするようにしてます。
子供がいれば、子供の寝かしつける際に自分も一緒に寝てしまうのがベストですね。
それでもどうしても夜更かししてしまう場合は、「朝起きた自分から、昨日夜更かしした自分への手紙」を書くのもオススメです。
夜更かししているときの自分と、朝起きた時の自分って別人格かと思うくらい考え方が違わないですか?
朝の自分は「あと30分!いや15分でいいから寝させてくれ〜」と思うのに、夜の自分は「あと30分くらい夜更かししも余裕でしょ、いや1時間くらいいけるか」と考えてしまいますよね。
2人が並んだら、夜の自分は朝の自分に絶対にどつかれてるはずです。
これって、夜の自分が朝どれだけ起きるのが辛かったかを忘れてしまうんですよね。
朝は、夜更かししてしまったことへの後悔でいっぱいのはずなのに。
なので、夜更かししてしまった日の朝に、昨日の夜更かししていた自分に手紙を書いてみましょう。
罵詈雑言のオンパレードになるはずです。
そして、どうしても夜更かししたくなった時に、その手紙を見返します。
すると朝の辛さをリアルに思い出し、朝の自分のために早く寝ようと思いますよ。
【やること3】 朝日を浴びる
朝起きられたら必ず朝日を浴びるようにしてます。
ヒトは日光を浴びることで、生活リズムをリセットできるといいますよね。
直射日光じゃなくても、明るい窓際から外を眺めるだけでもよいので、朝日を浴びるようにしましょう。
ポイント2 やりたいことを10秒で開始できる環境を整えておく
朝起きられたとしても、やりたいことにたどり着けずに、再び寝てしまうこともあるので、ボクは次の2つのことを必ずやっています。
【やること4】 やりたいことを具体化して準備しておく
ここが重要ですが、朝起きて眠い中で「あれっ?今日は何やるんだっけ?」と考えることから始まると「よく分からないから、明日にしよう」となってしまいがちです。
ですから、寝る前に明日は「これをやる!」ということを決めておきます。
この時、「英語を勉強する!」という漠然としたものでなく、「この参考書のこのページの例文を勉強する!」といった具合に具体的にしておくのが重要。
そして、その参考書とノート・筆記具など必要なものを机においておくといいと思います。
要は起きたら10秒以内に取り組める状況をつくっておくと、朝ベッドで目覚めた時に何するか考えたり、準備するのが面倒くさいと思って挫折することが減りますよ!
【やること5】 環境を整えておく
やりたいことを準備しておくのに加え、室内の環境を整えておくこともめちゃくちゃ重要です。
例えば冬の朝は室内が寒いので、起きてから部屋を暖めていると時間がかかりおっくうになって、結局何もしないということが起こります。
これでは、せっかくやろうとしていたことを10秒以内にできる環境を作っても台無しです。
エアコンのタイマーを起きる15分前に設定したり、ポットに水を入れてすぐ沸かせるようにしたり、机の上をきれいにしておくようにするなど、環境を整えておくといいです。
ポイントは朝、布団の誘惑と戦っているときに、少しでも余計な敵を排除しておくことが重要です。
3.朝型生活にして良かったこと
朝型生活になって自分の時間を取り戻してやりたいことができるようになりましたが、それ以外にも良いことがたくさんありました。
その中でも特に良かったと感じた3つを紹介します。
1.やりたいことがはっきりした
朝はやっぱり眠いので、やろうとしていることが睡眠と天秤にかけられるので、大して興味のない動画は見なくなります。
その代わりにやりたいことって何だっけと考えることが増え、目的や目標を明確に持てるようになりました。
ボクの場合は、もちろんこのブログを書くことです。
2.十分な睡眠が取れるようになる
夜更かししていると眠いのも我慢して動画を見てしまい、寝ないといけない時間をつい超えてしまいますよね。
朝型生活だと、夜遅く寝てしまった翌日の朝はやっぱりどうしても眠いので、いつもより起きるのが遅くなります。
ボクはそれはそれでいいと思っていて、なぜなら睡眠が一日の中で一番重要だからです。
睡眠を削ると自分のやりたいことだけでなく、仕事や家事のパフォーマンスが下がりますし、疲れてしまって子供と真正面から向き合えなくなってしまうので、睡眠は絶対に削らないようにしています。
3.子供が早く寝るようになる
子供が夜なかなか寝てくれないという同僚の話を聞いて気づいたのですが、ボクの子供でそのように困ったことが少ないんですよね。
それは親が子供と同じ時間に寝てるからだと思います。
子供だって親と一緒で夜更かししたいんですよ。
親が夜遅く起きていると自分も起きていたいって、なおさら思ってしまうはずです。
子供の脳の成長にとって睡眠はとても重要で、2、3歳だと10時間は寝る必要があると言われています。
子供の生活リズムはどうしても親に引っ張られてしまうので、子供のためにも早寝早起きは悪いことはありません。
4.まとめ
共働きは時間がないと諦めている人も多いかもしれませんが、朝型生活を習慣化して、自分の時間の主導権を取り戻して見てください。
1日2時間確保できれば、年に700時間以上になります。
この時間を夢中になれることや、スキルアップのために使えば人生は確実に変わるはずです。
そのためには習慣化がカギなので、この記事で紹介した方法を参考にしながら、自分に合う方法を探してみてはいかがでしょうか。
共働きでも前向きに人生を送れる人が少しでも増えれば幸いです。