家計管理

【図で解説】共働きなのに貯金できないヒト必見!手間要らずで家計管理する方法

こんな方におすすめ

  • 共働きなのに貯金できない。。
  • 共働きで忙しいから家計管理は後回しにしてるけど、貯金ができてるか不安。。



たけ
この記事では共働きなのに貯金ができない原因とその原因を解決する家計管理方法をご紹介します。


共働きだから貯金できているだろうと思ってたら、思ったより貯金が少なくてショックを受ける人は意外と多いのではないでしょうか。

ここで紹介する家計管理術は、一度始めてしまえばほったらかしていても家計管理がバッチリできてしまうので、共働きで忙しい家庭でも続けられますよ!

前半で「共働きなのに貯金ができない原因」、後半で「忙しい共働き家庭でも実践できる家計管理術」を説明するのでぜひ最後までチェックしてください!

「共働きなのに貯金できない」ではなく、「共働きは貯金が貯まりづらい」

共働きだと収入が2つあるので貯金も貯まりやすいと思うかもしれませんが、ボクはむしろ共働き家庭のほうがお金が貯まりづらいと考えています。

なぜかと言うと「共働き家庭は2人の収入をしっかり把握せずに、どんぶり勘定でお金を使ってしまいやすい」からです。

貯金を貯めるには、毎月の使うお金を毎月の給料の範囲内にコントロールする必要があります。

そのためには、毎月どれだけのお金を使っているかを把握しなければいけないのでですが、共働きの場合は夫婦それぞれが口座を持っているのでお金の出どころが多く管理が大変です。(図1,2)

複数口座,家計管理

複数口座,家計管理 (著者作成)

夫婦2人の支出を把握するには、毎月2人が使ったお金のレシートをとっておき、家計簿に記帳することが必要ですが、よほど几帳面でなければ、忙しい共働き夫婦には難しいですよね。

そこでこの記事では、面倒な手間が一切必要ない、忙しい共働き夫婦でもカンタンに全ての支出を把握できる家計管理方法を紹介していきます。

忙しい共働き家庭でも実践できる家計管理術 3つのSTEP

忙しい共働き家庭でも何もしなくても、カンタンに家計簿がつけられる家計管理方法のためには、最初にいくつかの準備が必要です。

ここではその準備をに3つのステップに分けてご説明します。

3つのステップは以下になります。

1.家計用の口座を3つ用意する
2.家計用の口座を家計管理アプリに紐付け
3.家計の支出は全てクレジットカードや電子決済にする

この3つを実践するだけで何もしなくても、「毎月何にお金を使っているか」「今月はあといくら使って良いか」「今貯金がどれだけあるか」を自動的に把握することができるようになりますよ。

1つずつ説明していきますね!

STEP1 家計用の口座を3つ用意する

家計用の口座と夫婦それぞれの個人口座が一緒になっている方は、まずは家計用の口座を用意しましょう。

なぜ口座を分けるかというと、家計と個人の小遣いを一緒の口座にしていると、家計の生活費や貯金を使い込んでしまうからです。(図3)

複数口座,家計管理 (著者作成)

同じように、生活費と貯金が一緒の口座だと貯金を使い込んでしまうので、家計用の口座を3つ用意して、以下の目的で使い分けます

口座1:生活費用の口座(毎月支出のある食費、光熱費、住居費など)
口座2:貯金用の口座
口座3:特別費(毎月ではないが、一年のどこかで出て行くお金:旅行代、家具・家電、固定資産税)

(面倒であれば口座2と3は一緒でもいいですが、分けるほうがオススメです。)

この時、それぞれの口座は用途が違うので用途に適した銀行を選ぶと後々楽になります。

口座1を選ぶ際のポイント
・出入りが最も多いので、ATM手数料がかからない
・ATMが自宅近くにある

口座2を選ぶ際のポイント
・入金はあっても出ることは少ないので利便性よりも金利で選ぶ
・貯金の使途や時期が明確になっていれば、定期預金も選択肢に入れてもいいと思います

口座3を選ぶ際のポイント
・旅行など遠方でも使うので全国にATMがあるもの
・生活費で立て替えて、後から特別費口座から振込むシーンもあるので、ネットでの振込手数料が安いもの

口座を使い分けるだけでも貯金を使い込むことがなくなりますが、STEP2の家計簿アプリを使って、家計を”ガラス張り”にしましょう。

STEP2 家計簿アプリに家計用口座を連携

STEP1で用意した家計用口座を家計簿アプリに登録していきます。

家計簿アプリとは、銀行口座やクレジットカードなどを登録すると、お金の出入りを記録し、家計簿を勝手につけてくれる優れものです。

この家計簿アプリで主にできることは以下の通りです。

・登録した銀行口座やカードから出ていくお金と入ってくるお金を記録し、家計簿を作成
・出ていくお金を「食費」「日用品」「光熱費」など自動で分類
・銀行口座残高の確認

家計簿,アプリ,家計簿アプリ (著者作成)

これだけで、何もしなくても毎月の支出全体を確認したり、今月の食費を確認してみたり、先月と比べて節約できているかをカンタンに確認できます。

また、各口座の残高も家にいながらリアルタイムで確認できるので、とても便利です。

さらに以下のような機能もあるので、あなたの家の家計を隅々まで可視化できますよ!

・年単位での家計簿の作成(支出項目の分類もできます)
・自分で支出項目毎に毎月の予算を決めて、達成できているかいないかのチェック
・投資用の証券口座や住宅ローンの口座なども連携すれば、資産と負債の合計もリアルタイムでチェック



家計簿アプリは色々な種類があるので、自分に合うものを選んでください。

我が家は『MONEY FORWARD』というアプリを使っています。

選んだ理由は、連携できる口座やカードなどの種類が多く、デザインがシンプルだけど見やすいのが気に入っているからです。

アプリでは家計に関する様々な事を把握することができますが、これだけで全ての支出が把握できる訳ではありません。

というのもアプリ上、現金払いは何に支払ったかを記録できないからです。

現金払いで何に使ったかは自分の記憶かレシートにしか残らず、アプリ上は「ATMから〇〇円引き落とされた」という記録しか残らないので使途不明金になります。

ですが、何にいくら使ったかを把握することが重要なので、この使途不明金をできる限りなくしたいです。

レシートを撮影すればその内容を記録してくれる機能もありますが、ズボラな私からすると「レシートを保管しておいて後から撮影する、そして必要な操作を行う」という手間さえも惜しいと思ってしまいます。

そこで、そのような手間さえもなくす方法として、クレジットカードや電子決済を活用し、現金払いを極力なくすことが必要になってきます。

STEP3.家計の支出は全てクレジットカードや電子決済にする

家計の支出は基本的にクレジットカードやQRコード決済などの電子決済にし、現金払いを減らしましょう。

なぜならSTEP2で紹介した家計簿アプリは、カードや電子決済と連携すれば、カードや電子決済での支払い内容を記録してくれるからです。(図5)

家計簿,アプリ,家計簿アプリ(著者作成)

カードの種類や電子決済はなんでもよいのです。

クレジットカードとPayPayとSuicaの3つがあれば、ほとんど現金払いをなくすことができると思います。

個人の店舗でも(飲食店が特に)QRコード決済は対応してるところも多いです。

また、使途不明金が減るだけでなく、以下のようなメリットもあるのでやってみる価値アリですよ!

・毎月の出費をクレジットカードや電子決済にするとポイントも毎月1000〜2000ポイント溜まる
・ATMに行く手間が減る
・家族カードを作ることで、支出をより管理しやすくできる



まとめ

貯金を作るには支出をコントロールするのが重要です。

共働きの場合、お金の出入りが複雑なので支出をしっかりと把握できる仕組みづくりが重要です。

この記事で紹介している方法を実践すれば、今月いくら使っているか、先月と比べて節約できているか、貯金がいくらあるのかを、いつでもどこでも見られるようになり、節約への意識も高まると思います。

パートナーともアプリを共有して、家族で家計管理への意識を高めるのも良いと思います。

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