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副業を始める前に読んでほしい。ボクが”共働きこそ最強の副業”だと思う理由。

近年、厚生労働省が2019年1月に企業向けに提供しているモデル就業規則から「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」という副業を禁止する規定が削除されるなど、副業が注目されています。

また、このコロナ禍で働き方が見直され、会社の先行きも不透明さが増したことから、副業を考え始めた人も少なくないと思います。

そんな中で、ボクは共働きこそが最強の”副業”ではないかと考えています。

共働きが副業ってどういうこと?と思った人もいるかもしれません。

たしかに共働きは単に夫婦2人ともが働くことを指すので、普通は副業とは言いません。

てすが共働きをこのように捉え直してみるとどうでしょうか?

片働きの夫婦で自分が働いている側だったとして、自分が仕事に加えて家事・育児もこなすことで、パートナーが仕事を持ち、収入を得られるようになったとします。

つまり、共働きのために家事・育児をすることで新たな報酬を得ることになるので、一種の副業と言っても良いのではないでしょうか。

このように共働きを”副業”として捉えると、多くの理由から最強ではないかと考えています。

その理由について説明していきますね。

1.効率的に稼げる

一般的な副業がどれくらい稼げるか知っていますか?

大手求人サイトのマイナビによると20代〜50代で副業している人の平均月収は5万9782円だそうです。

これは年収に換算すると約72万円です。

一方、共働きになって妻が働くようになったとしていくら稼げるでしょうか?

20代の女性の平均年収は321万円です。

つまり一般的な副業に比べて共働きは平均して250万円になります。

自分の家のことや自分の愛しい子供の世話をすることで一般的な副業よりも、250万円多く稼がことができる訳です。

この事実だけでも、共働きが最強の副業であると言っても過言ではないとボクは思っています。

また、共働きが単純に多くの収入を得られるだけでなく、税金などでも有利になっています。

例えば、本業と副業で一人で700万円を稼いでいる家庭と共働きでそれぞれ350万円ずつ稼いでいる家庭では、手取りは以下のように試算されます。

・一人で稼いでいる場合=約530万円
・二人で稼いでいる場合=約560万円(=280万円×2)

税額の詳細は、その他子どもがいるかいないかなどで変わってきますが、二人で稼ぐ方が20〜30万円も多くなります。

一般的な副業で20万円をプラスで稼ぐのはかなり大変ですよね。

このことからも共働きが有利であることはよく分かるかと思います。

2.家事・育児から学べることがたくさんある

新しいスキルや知識を身につけるために副業をする人もいると思いますが、共働きからもたくさん学べることがあります。

例えば、共働きの必須スキルとして、短い時間でたくさんのタスクをこなす、というのがあります。

平日の仕事終わりの18時頃から寝るまでの21時半までの間にやらないといけないことを挙げてみました。

・子供の迎え
・夕飯の準備
・食器の片付け
・洗濯
・明日の保育園の準備
・子供の食事の世話
・風呂の世話
・風呂上がりの保湿
・パジャマの着替え
・ドライヤー
・歯磨き
・絵本の読み聞かせ



細かいことを挙げればきりがないですが、これだけのことを終わらせるために、どの順番で何をしたらいいかとか、複数のことを同時並行させたりとか、いかに時間内で終わらせるかを常に考えるので、時間の使い方が上手くなったりします。

また、家事・育児を夫婦で分担するためには情報共有が欠かせないので、コミュニケーション能力も必須です。

そして子供と多く接していると、難しいことを簡単な言葉で説明する力が身に付きます。

子供はよく何で?何で?と聞いてくるのですが、子供が知っていることに例えて話すなど、子供のレベルにあわせて喋る必要があります。

仕事でプレゼンなどをする時によく、子供でもわかるように説明しろと言われることがありますが、それを毎日練習している状態ですね。

3.異業種交流ができる

副業では本業とは違う人脈を構築できることがメリットととして挙げられることがありますが、共働きでも異業種交流は可能です。

その相手はもちろんパートナーです。

パートナーが自分とは全く違う業界や職種だったりすると、話を聞くだけで世界が広がります。

仕事の相談をすれば、自分では思いつかない全く別の視点からのアドバイスももらえるかもしれません。

パートナーが似たような仕事をしていたとしても、お互いの仕事の仕方を共有すれば、参考になることもたくさんあると思います。

夫婦であれば、仕事上の付き合いだけの人よりも断然多くの話しができますし、相談も親身になって聞いてくれるはずです。

また、パートナーだけでなくパートナーの職場の同僚を紹介してもらったりすることもあり、色々な人と出会う機会が増えるので、人脈形成にも良い効果があると思います。

4.共働きを副業としてオススメする理由

以上のように、共働きは単に副業するよりたくさんメリットがあるのですが、なぜボクがこんなにも共働きをオススメするかというと理由が3つあります。

1つは、本業に加えて副業に走ることで、家事・育児がないがしろにされる恐れがあるからです。

本業とは別に更に働くことで、家事・育児にかけられる時間は更に減りますよね。

愛しい子供と接する貴重な機会や家族で過ごす時間を減らしてまで、副業する必要はないのではないかと思っています。

3年ほど前に一緒に働いていた上司の話をすると、この上司はやたらと部下と飲み会に行きたがり、しかもやたらと終電を逃して部下たちを帰られなくしようとします。

話を聞くとその上司は、これまで家族との時間を削ってまで働いた結果、妻からも子供からも煙たがられて家庭に居場所がないそうです。

なので、嫌がる部下を無理矢理に誘って朝まで突き合わせようとしていたそうなんですが、ボクは絶対にこうはなりたくないなと思いますし、誰にもこんな風になってほしくないと思っています。

2つ目は、副業によってパートナーの時間が犠牲になる可能性があるからです。

副業を始めて、家事・育児にかけられる時間が減れば、当然パートナーの家事・育児の負担は増えることになります。

するとパートナーが家事・育児以外に自分の時間がほしいと思っていたとしても、自分時間はどんどん遠のいてしまいます。

たくさん働くのもいいですが、その裏で誰かが犠牲になっているかもしれないということを念頭におきましょう。

3つ目は、パートナーに働いてもらったほうが効率的だからです。

本業の隙間時間に副業するよりも、自分が本業ではたらいている間に、パートナーに働いてもらったほうが圧倒的に効率的ではないでしょうか。

パートナーが家事・育児に加え、家の外でも働いてやりがいを見つけたいと思っていればなおさらかと思います。

5.まとめ

以上の他にも共働きであれば、会社に内緒にしなくてもいいとか、確定申告しなくていいなど、たくさんメリットあると考えています。

副業が注目されている昨今ですが、片働きであればまずは共働きすることを考えてみてはいかがでしょうか?

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